1942年5月、北アフリカ戦線
砂嵐の去った後、強い日差しが大地を照らしていた。
そして今、ドイツ軍との不毛な戦いが繰り返されようとしていた。
今回は砂漠での遭遇戦がテーマだ。
私はイギリス軍を担当する。
砂漠では遮蔽物が少ないと予想されるため、歩兵は使いにくい存在だ。
戦闘の中心は戦車になると予想して、両軍の戦車性能を比較する。
連合軍は40mm砲を中心とした小口径の主砲が主流を占める。
対するドイツ軍は75mm砲や50mm砲を備え、しかも装甲が厚い。
まともに砲撃戦をすれば、こちらが不利だろう。
悩んだ挙句に選択した方針は以下の通り。
キャリアと歩兵で序盤からフラッグを確保。
そこから持久戦に持ち込み、前進してくる戦車を対戦車砲でたたく。
敵戦車がいなくなったら、こちらの戦車を出して戦場を制圧する。
対戦車砲や歩兵には、3インチ迫撃砲で対応する。
そこで選択した部隊は以下の通り。
機械化歩兵 1個中隊
ライフル歩兵 1個中隊
クルセーダmk2戦車 1個小隊(3両)
6ポンド砲搭載トラック 1両
6ポンド対戦車砲 2門
25ポンド砲 2門
2ポンド対戦車砲 1門
3インチ迫撃砲 1門(機械化歩兵中隊に2個付随するので、合計3門)
BLEN軽機関銃 2丁
対戦車砲の代わりに25ポンド砲を入れたのは、対戦車にも対歩兵にも強力な火力を発揮するためだ。
MAPはほぼ平坦で、隠れるところが極端に少ない。
戦車3両を隠す場所が無いので、仕方なく2両は左翼の奥にしまっておく。
対戦車陣地を左右両翼の岩場に設置。
やや高台になっているが、中央の道路が少し盛り上がっているので、道路から奥には撃ち込む事ができない。
道路から先に前進してきた敵を各個撃破すれば良いだろう。
中央の大フラッグに対しては、もっとも優秀な指揮官の配属されている精鋭のライフル小隊をキャリアに分乗させ、序盤から一気に確保する。
左翼のクレーターに、重機関銃をキャリアで高速移動させる。
半分は囮として、半分は中央フラッグを側面から支援するためだ。
その他の歩兵は、地道に徒歩で移動する。
もう少し遮蔽物があればなぁ・・・。