当初の予定よりも橋頭堡確保には手間取ったものの、優勢な航空支援の下、連合軍の支配地域は次第に拡大されていった。
上陸から約一ヶ月たち、十分な戦力が整った連合軍は、内陸部への新たな進攻作戦を発動した。
一方独軍は、疲弊した戦力の回復に努め、連合軍を大西洋へ再び追い落とすべく作戦を開始する。
1944年7月、図らずも一致した両軍の思惑は、サンロー郊外で激突する事となった。
今回は重要な交通の要衝の村を巡る遭遇戦だ。
双方1500ポイントでの戦いとなる。
選択された部隊はアメリカ機械化歩兵師団だ。
投入する戦力は以下の通り。
戦闘工兵中隊 1個
M10駆逐戦車 1個小隊(4両)
M8支援戦車 2個小隊(6両)
M20偵察車 1両
狙撃手 2名
例によって対戦車戦闘はM10に任せる。
M8は対歩兵戦闘が中心となる。
今回も敵はタイガークラスの重戦車を投入してくるにちがいない。
しかし、ポイントが少ないので、大量には投入できないはずだ。
こういうとき、連合軍は戦車のコストパフォーマンスが良いのでありがたい。
部隊を整列して中隊長が訓示する。
こうして見ると、戦車のほうが多いように感じる。
MAP中央に大フラッグが1つ、左翼に小フラッグが1つの配置だ。
左翼には1個小隊、中央には2個小隊を配置する。
M10は後方の丘の上に配置して、敵戦車の出現に備える。
偵察車を先頭に、M10を一両道路から突入させる。
1ターン目でよい位置を確保できれば良いのだが・・・。