11分、市街地では、ドイツ軍戦車の脅威が無くなり、大量のM24による援護の元、歩兵部隊が前進を始める。
接近してくる敵に対して、火炎放射班が悪魔の炎を浴びせる。
顔を出した敵兵は、片っ端からM24が砲撃し、反撃の暇を与えない。
このままなら、市街地のフラッグを確保できそうだ。
13分、郊外のタイガーに対して、M18が2両で同時攻撃をかける。
タングステン砲弾がタイガーに命中し、歓声を挙げた瞬間、タイガーは何事も無かったように反撃してくる。
ええい、ドイツ軍戦車は化け物か?!
反撃を受けて、左翼のM18小隊隊長車がやられてしまった。
13分、市街地のフラッグは確保したが、まだ敵が散発的に反撃してくる。
M24にがっちりと周囲を固められ、市街地フラッグの防衛は完璧だろう。
14分、最左翼の丘からM18が駆け下り、道路を55mphで疾走する。
タイガーの側面に移動すると、すかさず砲撃を加える。
この攻撃により、タイガーが炎上した。
しかし、正面からタイガーと撃ち合っていたM18も破壊されてしまう。
16分、たたみかけるように攻撃を加える。
砲塔を持たないヘッツアーに対して、M18が両側から挟みこむように攻撃する。
M18が木立にぶつかって動きを止めた時はヒヤリとしたが、なぜかヘッツアーは砲撃しなかった。
どうやらこちらの砲撃で、主砲が故障していたようだ。
ラッキー!
超至近距離から76mm砲を浴びせで破壊する。
残る敵戦車は、タイガー1両のみ。
市街地からタイガーの側面に回りこんだM18が砲撃する。
砲弾は砲塔に命中したが、破壊する事はできなかった。
17分、ドイツ軍が降伏してきた。
どうやら最後の砲撃で、タイガーの主砲が故障したらしい。
戦車が全滅した状態で、これ以上の戦闘は不可能と判断したようだ。
連合軍の勝利となった。
今回も戦車の戦いが、全体の勝敗を決定付けた。