いよいよ戦闘が激しく、流動的になってきた。
中央のStuH42は、右から迫るスチュアートの攻撃を回避すべく、旋回をやめて前進する。
直後にスチュアートの37mm砲弾が側面に命中、砲弾は装甲を貫通して内部に飛び込んだ。
ヒヤリとする一瞬だが、幸いにも当たり所が良かったらしく、ダメージは無かった。
StuH42はそのまま前進し、建物の陰に隠れる。
しかし、今度は前面のFIREFLYが動き出した。
FIREFLYの76mm主砲が、目の前の建物を砲撃。
ここにはパンツァーシュレック班が隠れていた。
もともとダメージを受けていた建物は、数発で崩壊。
パンツァーシュレック班2名のうち、1名が死亡する。
これでStuH42の隠れる建物は無くなった。
可能性を意識していたとはいえ、実際にやられると困った状況になる。
次のターンでは、ここは素直に後退して、別の建物の陰に隠れることにする。
幸いにも瓦礫のホコリが宙を舞っており、FIREFLYに撃たれる心配は無いだろう。
左翼大フラッグの右にある2階建てのビルを、前進してきたシャーマン105が砲撃する。
この建物には、C3小隊長と、ベテランの歩兵分隊が隠れていた。
C3小隊の前面には、敵の歩兵も前進しているし、いよいよ大フラッグ攻略に動き出したのか?
シャーマン105の連続砲撃により、C3小隊長が戦意を喪失、Brokenしてしまった。
同じ建物の2階に居るベテラン歩兵はびくともしない。
やはり経験の差か?
しかし、この建物を破壊され、C3小隊の中核を失うのは厳しい。
かと言って、今さら彼らを逃がすこともできない。
1分間だけで、砲撃をやめてくれれば良いのだが・・・。
大フラッグの左翼前方に支援砲撃を要請していたが、ようやく砲撃を始めたと思ったら、全然見当違いの場所に着弾している。
お前ら、何やってるんだ?
あまりに砲撃がずれているので、修正も困難。
それならばと、C3小隊の前面に砲撃要請しなおすことにする。
1分後に砲撃を開始できるはずだ。
今度は外すなよ。
中央と左翼で、敵の動きが活発だ。
戦車の前進に合わせて、歩兵も前進を続けている。
中央の敵は押し返せそうだが、左翼は微妙なところ。
左翼大フラッグを半包囲するように敵が展開している。
あと5分ほどで、本格的な攻撃が始まるだろう。
ただ、StuH42が生き残っている限り、敵は自由に行動できないはずだ。
少なくとも、戦車はStuH42を警戒して、慎重に進まなければならない。
ここへきて、StuH42の存在が敵味方双方にとって大きなものとなっているようだ。
なお、右翼で遊んでいたStuH42を中央の支援に呼び寄せる。
これで中央部の守備は万全だろう。