いよいよ大詰め。
敵は大フラッグへの攻撃を集中してきた。
守る歩兵部隊は、森の奥で必死に耐えるしかない。
ここでパニックになれば、確実に全滅してしまう。
右翼の歩兵をパンターが押さえる間に、左翼から歩兵とM8が接近してくる。
右翼からの突入をあきらめ、左翼から突入するつもりかもしれない。
もしくは、左右同時攻撃かもしれない。
私ならそうする。
困ったことに、シャーマンはまだ健在だった。
しっかりと煙幕を張っている。
移動できないから、攻撃範囲は限られるだろうが、いかにも目障りな存在だ。
残り3分、突入するとすれば次の1分が勝負だろうか?
右翼の森に敵の歩兵が集中している。
ここから来るのだろうか?
左翼の砲兵が左翼の敵に砲撃支援を要請中。
あと20秒ほどで砲撃を開始する。
直接視認した状態での砲撃要請だから、そこそこ命中精度は良いはず。
うまくいけば、左翼の突入を頓挫させることができるかもしれない。
右翼の山に敵の機関銃が居るらしい。
今更戦局に影響はないが、右翼の部隊を山頂に向かわせる。
使い道の無い右翼の砲兵にも、山頂を砲撃させる。
ちなみに、前の1分間、大フラッグの右翼を砲撃させたが、目標を視認せず目クラ撃ちしたものだから、あさってのエリアに着弾していた。
やれやれ。(--;)
最左翼でいいように暴れていたM8を仕留めた。
こいつにはハーフトラックを2両破壊され、好き放題に撃たれていた目障りな存在だった。
森の中に隠していた75mm対戦車砲で爆発炎上。
脱出してくる敵兵の姿は確認できなかった。
あー、すっきりした。(^-^)