21分、KV-1を破壊した敵兵があっさり降伏する。
しかし、我が祖国を踏み荒らした罪は重い。
捕虜になった彼らに明日は無い。
22分、左翼の林からトラクタが姿を現す。
載せているのは重機関銃と歩兵分隊(HQか?)らしい。
88mmを移動しているのではない。
ということは、やはり中央に88mmが設置されていると見るべきだろう。
23分、とってもまずい状況。
左翼の応援に駆けつけたKV-1と入れ違いに、敵の4号戦車が右翼に移動する。
このままではバンカー銃座が危ない。
四方から撃たれまくっているが、決してあきらめずに抵抗を続けるSMG部隊。
彼らの勇気こそ、我が祖国の誇りである。
おそらく狂信状態になっているのだろう。(まれにそういう状態になるルールがある)
28分、遂に右翼の対戦車砲が破壊される。
これで右翼の4号戦車を止める手段がなくなってしまった。
MGバンカーの命運もここまでか?
KV-1は中央の街道で、敵の前進を止めるので精一杯だ。
29分、遂に右翼のMGバンカーが破壊される。
右翼の守りの要だっただけに、これは厳しい。
敵は歩兵の数で押し捲ってくる。
戦車も全ての歩兵を止めることはできない。
迫撃砲の弾薬も無くなり、歩兵の数では圧倒的に不利だ。
右翼バンカーも破壊され、ドイツ軍をこれ以上押さえ込むことができない。
31分、時間切れにより激闘が終了する。
ドイツ軍はフラッグ目前まで迫っており、非常に危ないところだった。
まさにゴングに救われた状態だ。
あと3分も戦闘が続けば、我が軍は完全に崩壊していたに違いない。
結果は戦術的勝利である。
先の戦闘で、こちらが大敗北を喫したのに比べると、雲泥の差であろう。