引き続き、右翼の森では激戦が展開される。
M4自走迫撃砲のおかげで、かなりマシな状態だ。
森から逃げ出す敵兵を次々と射殺している。
しかし、丘の正面の小隊もかなり損耗している。
右翼は敵にダメージを与えてるとはいえ、数が多い。
正面の林を伝って前進してくる敵もいる。
正面の小隊は壊滅寸前だ。
このままでは押し切られてしまう危険がある。
少し時間はかかるが、丘の左翼を守っていた小隊を右翼へ移動させる。
丘の影を伝って後方へ移動するのだ。
こいつらが増援に加われば、まず丘を占拠される事はないだろう。
シャーマンも丘から前進させる。
可能であればHUMMELと勝負をさせても良い。
中央から砲撃していたM4は砲弾がほとんどない。
少々危険だが、丘の側面から機銃で支援させることにする。
また、中央の丘にいた敵1個小隊を壊滅させた。
(M4迫撃砲の集中砲火で逃げ出したところを、皆で寄って集って射殺したのだ)
そのスキをついて、丘を奪取する事にする。
街にいた小隊が前進を始める。
前進したM4が破壊された。
丘の森にいたパンツァーシュレックにやられたのだ。
ちょっとうかつだったかな?
26分、シャーマンがHUMMELを破壊する。
これで敵の装甲車両はいなくなった。
丘の正面にいた小隊は、その大部分が死傷するか、敵の捕虜になってしまった。
かろうじて小隊長が後退する。
その入れ替わりに、丘の左翼から右翼へ移動した小隊が敵の正面に立ちはだかる。
無傷の小隊による圧倒的な火力を受けて、敵が次々と降伏した。
右翼の丘は守りきれそうだ。
しかし、左翼のフラッグは絶望的だろう。
敵の1個小隊が居座っている。
偵察用の軽機関銃ではどうがんばっても奪取できない。
中央の丘は微妙なところだ。
戦力ではこちらが上だが、丘の上のMG42が執拗に攻撃してくる。
もう20mを前進できないでいる。